テーマ選定(参考)              2022年 茅ヶ崎市体育協会

 

草野 78、今も腹筋・ダンベル数百回かつて 石原慎太郎からは

突然 血管がプチっといくぞ」

2022/08/21 読売オンラインから引用

 

78歳になっても腹筋とダンベル運動を数百回――。草野 仁は頭脳明晰 ずのうめいせき で記憶力抜群なだけでなく、鍛えた身体はまさに「スーパーヒトシ」だ。今夏始まった「草野 仁の名医が寄りそう! カラダ若返りTV」(BS朝日=土曜 午後時)では、人一倍体作りに気を使ってきたこの人が、健康法を伝えている。穏やかな表情と語り口からはうかがい知れぬ超人に半生を振り返ってもらった。 (文化部 若林圭輔

 

肉取り過ぎず、魚多め…夜は糖質少なめ

―― 相当鍛えていらっしゃるようですが?

 

いえいえ。さほどでもなく、やらない人に比べるとそこそこやっているな、というぐらいですよ。今から10以上前、東京都知事だった石原慎太郎さんのもとにインタビューに伺いました。その時、「おう、草野、まだ(筋トレを)やっているかい?」と聞かれたので「やってますよ」と答えたら、「お前なあ、人間60も過ぎたら突然、血管がプチッといくことがあるぞ。重いのはやめろ」と言われましてね。確かに大会に出て競っているわけでもないので、そこから負荷を減らして、なるべく無理をしない程度に鍛えています。

 

―― 具体的には?

 

朝食から30後、腹筋200回を数セット。そんなに苦もなくできるようになりました。それからダンベル15キロを両手に持って、お相撲さんがやるように色々と回しています。80回を4、5セットかな。エアロバイクは、今ちょっと膝が痛くて無理していませんが、30~40。東京五輪の聖火リレーにも参加しましたが、その前は散歩で有酸素運動もしていました。

 

―― 食事も気を付けているとか?

 

朝は野菜サラダをたっぷりと食べます。血糖値の上がり方が緩やかな野菜をなるべくたくさん。トマト、レタス、たまにキュウリ。あとは山芋、長芋。その上にとろろ昆布をまぶして、割と多めに食べるんです。ある番組で「これはトップモデルの食事だ」と言われました。もちろんたんぱく質も。肉は取り過ぎず、魚を多く食べるようにしています。夜は糖質少なめ。杯食べていたご飯を杯にしました。

 

―― 健康について考えていることは?

 

日本人は女性の平均寿命が 87歳、男性が 81歳で、世界でも一、二を争う大変な長寿国なんですね。けれども、人に迷惑をかけず単独で生きていける「健康寿命」は、女性が平均寿命のマイナス 11歳ぐらい、男性はマイナス 歳ぐらい。それだけの長い期間、介護を受けたり、どなたかの手を借りたりしなければならないという非常に厳しい状況にある。それが医療費の増大、大きな負担になっている。この差を縮めていくことが急務だと思います。自分の健康は自分で守る。番組を通じて何が大切で何をすべきか、皆さんにお知らせしていきたいですね。

 

―― 今後の抱負は?

 

「スタッフのノウハウが豊富」という「カラダ若返りTV」。「非常に完成度の高い健康番組」と 草野は話す。

 

健康寿命をできる限り引き上げていくのがとても大事だと思います。そのお役に立てるように私自身も健康を維持して番組を続けられるといいなと思っております。

 

―― 私たちにもできる健康法は?

 

糖質を取り過ぎずに適度な運動を心掛けることでしょうか。若い時から健康診断をきっちり受けて、そこで問題があったら「まだ大丈夫」と過信せず、適切に対応する。番組では、「肩こり」「血圧」などテーマごとに名医が改善策を提案し、悩まれている方がそれらを実践しますので、ぜひご覧ください。

 

くさの・ひとし 1944、満州 中国東北部)に生まれ、長崎県島原市で育つ。東京大文学部卒業後、67、NHKアナウンサーとなる。モントリオール五輪などスポーツの実況中継を担当。ニュースセンター9時」のキャスターも務めた。85退職。翌年からTBS系「世界ふしぎ発見!」の司会となり、現在に至る。同番組では、自身をモチーフにしたキャラクター「スーパーヒトシ君」もおなじみ。ほかに日本テレビ系「ザ・ワイド」でも14間、司会を務め、テレビ東京系「主治医が見つかる診療所」などでも活躍している。

 

(参考) 広島県 福山市

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